precolいよいよ11月!ドイツの長い冬のトンネル生活の始まりの月でもあり
スタッフドパンプキン2種のフィリング
材料 (2〜3人前)
• バターナッツかぼちゃ又は北海道かぼちゃ – 1個(約1kg)
ミートスタッフィング
• 玉ねぎみじん切り – 中1個分
• ニンニクみじん切り – 1かけ
• ミニッツステーキ(ビーフ)- 100 g
• マッシュルーム薄切り – 60 g
• 赤ピーマン – 40 g
• とろけるチーズ – 大匙2-3
• パセリみじん – 大匙1
• オリーブオイル – 大匙2
塩、胡椒、ナツメグ、パプリカ – 各少々
クランベリースタッフィング
• 西洋梨 – 1個(約140g)
• レーズン – 30 g
• ドライクランベリー – 40 g
• シェーブル(ヤギのチーズ)- 60 g
• クルミ – 20 g
• メープルシロップ – 大匙1
• 蒸しビーツ、カボチャの種、サラダグリーン – 各適量
作り方
❶バターナッツかぼちゃ又は北海道かぼちゃは、ヘタと底の部分を薄く切り取り縦半分に切る。種を掻き出し、切り口にオリーブオイルを塗りアルミホイルでカバーをして190℃のオーブンで約40分下焼きする。オーブンから取り出し、皮と底共に1.5cm幅を残して中身をくり抜く。
❷牛肉は2cm角のサイコロ、赤ピーマンは1cm角に切る。フライパンにオリーブオイルを入れ火にかける。玉ねぎ、ニンニクをしんなりするまで炒めたら赤ピーマン、マッシュルームも加え、最後に牛肉を加えザッと炒め調味したら火から下ろす。くり抜いたかぼちゃ果肉の半量を加える。
❸レーズン、ドライクランベリーは熱めの湯に30分程浸ししっかり水気を切りボウルに取る。西洋梨は皮と芯を取り除き2cm角に切り、砕いたクルミ、くり抜いたかぼちゃの半量、メープルシロップ、ナツメグ2〜3振り全てをボウルに入れ、サックリ混ぜる。
❹くり抜いたかぼちゃにそれぞれこんもりと詰め、ビーフにはとろけるチーズ、クランベリーにはシェーブルの薄切りを乗せホイルで軽く覆い180℃のオーブンで15分、ホイルを取り除きチーズに綺麗な焼き色が付いたら出来上がり。大皿にサラダグリーンを敷きかぼちゃを移す。サイドにスライスしたビーツ、パンプキンシードをパラリと振りかけ食卓へ!
ちょっとひと言
いよいよ11月!ドイツの長い冬のトンネル生活の始まりの月でもあります。市場は日持ちの良いカボチャをはじめ、色濃い根野菜、越冬向きのジャガイモ、りんご各種、キャベツ各種、葉が分厚なホウレン草等…で夏にも負けぬ活気の良さ外は寒くても市場に向かう楽しさは格別です。質と種類が向上したドイツかぼちゃは、スープやパイ以外にもパン、ニョッキ、グラタン、カレー、煮物、プディング、パンケーキ、ムース、ジャム等等…本当にオールマイティなスーパーフード!皆様も色々作ってみてくださいね。
PROFILE
ドイツにも「愛は胃の腑から」という言い回しがあります。周りの人に食べさせたくて、あっという間に約30年。料理できなくなるその日まで、ハードで楽しいシェフ業を続けるつもりです。(料理研究家 佐知子)