precol謹賀新年!2020年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。年明け1月
パブロヴァ
材料
リング型20cm 1個 又は リング型10cm 4個分
卵白 – 4個分
グラニュー糖 – 220g
リンゴ酢又は穀物酢 – 小匙1
ホイッピングクリーム – 200cc
ミックスフルーツ* – 4〜5種
*ラズベリー、ブルーベリー、レッドカラント、ストロベリー、ぶどう、キウィ、ザクロ等から選択
作り方
❶油気の無い乾いたボウルに常温の卵白を入れ、砂糖の半量を加えて撹拌し始める。水っぽさが無くなり泡の量が増えて来たところで残りの砂糖、リンゴ酢を加えて、ツヤが出てホイッパーを持ち上げた時にしっかりツノが立つまで撹拌する。
❷オーブンを120℃にセットする。天板にベーキングシートを引き、底の抜けるケーキリングを置きリング内の縁に沿ってメレンゲをゴムベラで平均に乗せる。リング型の底に高さ1〜2cmに平らに伸ばす。リング型をそっと外し前後左右チェックしながらメレンゲの壁になる部分を形づける。オーブンに入れ120℃でまず1時間、その後100℃に戻してから更に90分程ゆっくり乾燥させる。
❸表面が乾燥している事を確認し、オーブンのスイッチを切って冷ます。フルーツは4~5種を混ぜて冷やしておく。生クリームはバニラエッセンス、ラム酒を加えて八分立てにホイップし、器に移して冷やしておく。
❹直ぐに食べる場合、大きめの平皿にメレンゲを置き、底の部分にホイップしたクリームをたっぷり敷き、フルーツを形よく乗せて食卓で大きめのスプーンでザックリすくい分ける。作り置きの場合はフルーツ、クリームを別々に器にとり、頂く直前まで良く冷やしておく。フルーツ入りボウルをメレンゲリングの中央に置き、クリームを添えて食卓へ。
ちょっとひと言
謹賀新年!2020年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。年明け1月号のレシピは、超簡単ながら見た目も味も良いパブロヴァです。1920年代に活躍した当時のソ連の人気バレリーナ、アンナ・パブロヴァの豪州、ニュージーランド遠征記念で作られたのがこのメレンゲ菓子。あちらのクリスマスケーキだそうですが、季節に関係無く、新鮮なフルーツ、よく冷えたホイップクリームを添えて、ザックリ取り分けたメレンゲとの三つ巴…ご満足いただける事、お約束いたします!
PROFILE
ドイツにも「愛は胃の腑から」という言い回しがあります。周りの人に食べさせたくて、あっという間に約30年。料理できなくなるその日まで、ハードで楽しいシェフ業を続けるつもりです。(料理研究家 佐知子)